名門の看板背負って 若手料理人梨で勝負
山のホテルで2日、箱根や小田原のホテルなど7施設の若手料理人が腕を競った。名門ホテル・レストランのシェフたちによる「日仏クラブパルロン」が主催したもので、テーマは県西産の梨「豊水」。趣向を凝らしたデザートの数々を審査員が施設や名前を伏せた状態で採点。金賞にはヒルトン小田原リゾート&スパで3年前から働く松本千嘉さん(23歳=中央)、銅賞に箱根ホテルの中澤昇さん、銀賞にはザ・プリンス箱根の工藤直也さんが輝いた。松本さんの作品はシャキシャキの梨をクレープで包んだ逸品。「これからも良いものを作り、いつか指名してもらえるようになりたい」と語った。