真鶴町の大工・原田登さん これで2個目全国大会「銅」
真鶴町岩の大工・原田登さん(34)が20日に大田区で開催された「第30回全建総連全国青年技能競技大会」で銅メダルに輝いた。競技は与えられた材料で「四方転び踏み台」を完成させるもので、図面作成や出来栄えなどが点数で評価される。4人の県代表のひとりとして出場した原田さんは、全国から集まった68人の選手の中から上位6人に入り、銅メダルが贈られた。原田さんは2年前の大会でも銅メダルを授与されており、これで2個目。貴船神社のお守りをポケットに入れ、栄養ドリンクを流し込んで長時間の競技に臨んだという。「体力面で、次回出られるかは分からない。長時間の作業で足がつるのは当たり前だった。応援に来てくれた家族にメダルを見せてあげられてよかった」と話していた。