箱根・湯河原・真鶴版
公開:2014年10月24日
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熱海市の消防職員、五十嵐龍彦さん(37・泉在住)が、今月上旬に御嶽山で活動した緊急消防救助隊の後方支援に加わった。
熱海市からの救助隊7人は長野県王滝村の山荘を拠点に3日から8日まで活動。うち5人は静岡県隊の一部として徒歩やヘリで標高約3千mの山頂に向かい、五十嵐さんは山荘で他の隊との打ち合わせや情報収集、食事準備や装備のメンテナンスを担当。ガスや水などが利用でき、支援条件は整っていた。しかし山頂から戻るメンバーの靴やカッパなどは、どれも火山灰でドロドロだったという。「疲れ切った様子だった。普段は車両で駆け付けて活動するが、今回は3時間をかけて登らねばならず、現場の隊員は過酷だったはず」と振り返った。