真鶴町で議会報告会 町への思い…挙手続々
真鶴町議会が12日に町民センターで2回目となる議会報告会を開き、各常任委員会の議員が審議の結果などを紹介した。報告会は「町民への説明責任を果たす」ため年1回以上の開催が定められており、町民の要望を町長に伝える場にもなっている。質疑応答では「定数削減を含め、固定費の見直しに向き合って」「一般質問で自分の意見をしっかり述べて」といった要望のほか、町が準備している真鶴港前の「里海BASE」や企業誘致について見解を求る声も出た。
周知したが参加者は半減
議会では町内各地区に告知ポスターを貼り、チラシを折り込み、町内放送でも呼び掛けたが、集まったのは地元メディア関係者を含めて21人。昨年春の初開催時(44人来場)に比べ、年配者と空席が目立った。青木巖議長は「人数の不調は反省点。テーマごとに論点やポイントを提示するよう努めたい」と語った。