箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年1月1日
エリアトップへ
2月2日の夜、箱根神社の節分の前夜に打ち上げる花火に合わせて、元箱根湾に約1万2千の光が天の川のように輝く。
湖水に浮かべる「いのり星」は太陽光パネルなどを搭載し、放流されると内蔵の青色LEDがほんのり光を放つ。当日はスタッフが小型船で放流。終了後に全て回収し、次のイベントでリユースする。これまで一連の「天の川プロジェクト」として隅田川や小樽運河などでも開催され、多くの観光客を魅了してきた。
箱根は夏祭りウィークや秋の紅葉が観光客を魅了するが、冬は雪と寒さをイメージされがちだ。これを一新しようと、昨年から観光協会の若手メンバーなどが天の川プロジェクト運営側に協力を依頼し「芦ノ湖冬景色プロジェクト実行委員会」が中心となって準備を続けてきた。南伊豆町での「夜桜☆流れ星」も視察し、地域住民と観光客がイベントで一丸となる様子を目にしたという。年末に元箱根港近くの駐車場で星々を太陽に干すように充電した。
箱根では2月2日夜8時から約1000発の花火が打ち上がり、七色の光と湖面に広がる星々による幻想的な夜景が楽しめそう。イベント名は「蒼き九頭龍の物語」。この日は箱根神社で夜の特別参拝(夜8時まで)も可能で、参道にも青い光が点々と並ぶ。
箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|