箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年1月1日
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芦ノ湖ゆかりの企業から地元児童養護施設の子どもたちに「ご招待」のプレゼントが届き、先月20日に約100人の子どもたちが芦ノ湖巡りを楽しんだ。
この企業は箱根町内で別々の航路やバス路線などを経営する小田急グループの箱根観光船(株)と、西武グループの(株)プリンスホテル、伊豆箱根鉄道(株)。半世紀前は輸送シェアをめぐるライバルとして知られたが、観光協会での交流を通じ「同じ湖で働く者同士、できる事を」と招待を企画。昨年から招待を始め、今年で2回目となった。子どもたちは箱根町港から海賊船に乗り込むやいなや船内のあちこちを探検。歓声とエンジン音を響かせながら船は桃源台に向かった。箱根園水族館ではフェンスを握りしめてバイカルアザラシショーを見学。参加した小林亜優那さん(10)は「船は3回乗ったけど、飽きない」と笑顔を見せていた。