神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

宇賀町長が産地の海士町視察 カキ養殖へ 真鶴町が調査

経済

公開:2015年1月16日

  • X
  • LINE
  • hatena

 真鶴町が新たな町の名産品化を目指し、カキの養殖について調査を始めた。今年中の試験実施を目指す。

 発端となったのは宇賀町長が着目したカキの海水浄化作用。地元の海をきれいにという思いもあり、町長は昨年秋に岩ガキの名産地として知られる島根県隠岐郡海士町を訪れ、出荷技術などを視察した。海士町産のカキは真鶴町内でも販売されており、同町からカキの専門家を招いたところ「真鶴港近くや岩海岸などでも養殖できる」と評価を得たという。町担当課も「三ツ石の方に天然のカキを確認している」と期待を寄せており、県の試験場などへ情報収集に動きはじめた。町長は「真鶴には大企業はない。補助金頼みでなく、町がみずから動いて金を作る。雇用創出にもつながるのでは」と意気込む。いかだ設置などの試験は「今年中には取り組みたい」とし、事業を補正予算に組み込む可能性も示した。

 カキの養殖といえば宮城県産や広島県産などが有名だが、実は県内でも養殖が行われている。横須賀の漁協では5年ほど前に市の補助金を受けてカキの養殖をスタート。宮城産の稚貝を東京湾で育て、1年目に約3千個の水揚げに成功した。現在は直売所や民営のカキ小屋で販売され、人気の地場産品になっている。

漁船に大盛りの岩ガキ
漁船に大盛りの岩ガキ

箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

壮観の宮入も

5月3〜5日松原神社

壮観の宮入も

5月1日

北条氏を語る

北条氏を語る

5月2日市民会館

5月1日

虫の目線になれる

虫の目線になれる

ミュージアムカフェアンドガーデン

5月1日

山男は絵筆止まらず

山男は絵筆止まらず

大平台の松元さん、7月に個展

5月1日

テーマは「肉」

夏前に美ボディを…

テーマは「肉」

5月1日

あっバニラの香り

あっとほーむデスク

  • 5月1日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 1月25日0:00更新

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク