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箱根火山はお爺ちゃんだ 温地研職員が講演

社会

公開:2015年1月30日

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ジオパークガイドなど177人が聞き入った
ジオパークガイドなど177人が聞き入った

 箱根ジオパークのガイドを対象にした講演会が27日に小田原市民会館で開かれ、関係者や一般来場者など177人が会場を埋めた。

 演題は「もしも箱根火山が噴火したら」。温泉地学研究所の萬年一剛さん(火山学)は会場に集まったガイドたちに「火山の面白さと恐ろしさを伝え、火山ファンを増やし、防災につなげてほしい」と呼びかけた。

富士山の肌は「ピチピチ」

 萬年さんの講演は箱根火山の生い立ち紹介からスタート。約65〜45万歳という箱根火山は、肌にシワ(浸食)も多い「お年寄り」で、なだらかな表面の富士山は「若くてピチピチ」という。

これまでの研究によると、箱根ではマグマが浅いところにないことが分かっており、14年ほど前に熱水などが地中の割れ目に入りこんで小さな地震が起きた事も分かっている。一方で大涌谷には水蒸気爆発が鎌倉時代に発生した跡があり「古い文献に詳しい人はぜひその記録を探してほしい」と呼びかけた。水蒸気爆発は突然発生することが問題になっており、その前兆を探る研究が進められているという。

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