箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年1月30日
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災害時に交通機関が止まった場合を想定した「帰宅困難者訓練」が強羅で21日に開催された。
訓練は相模湾を震源とした地震を想定し、行政や地元観光協会、旅組、自治会、交通事業関係者など96人がみずから観光客役となって誘導をシミュレーションした。強羅は普段から外国人観光客が多いため、駅職員は英中韓日の4か国語表示板を掲げたほか、一時滞在施設の函嶺白百合学園でも生徒が英語の案内として活躍。体育館に誘導された人々にはアルファ米や水が配られた。
箱根での一時滞在施設はこれまで旧湯本中や小学校、社会教育センターといった公共施設だったが、県や町では函嶺白百合のような”駅近”の協力施設も増やす方針という。