箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2015年1月30日号
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仙石原の子どもたちを集めイベントを開いている「ざっこの会」の代表 辰原まさみさん 箱根町在住 59歳

子どもの笑顔が原動力

 ○…普段は地元っ子の姿もまばらな仙石原だが「ざっこの会」の日は賑やかだ。ケーキ作りにムササビ観察、凧揚げなど子どもの心をつかむ企画が多い。学校の週5日制を機に教育委からの依頼で始まった活動もかれこれ16年。焼き芋をテーマにした時は定員の倍の子どもが集まり、芋を買い集めに走った事も。木工教室なら先生は地域の大工さんといった風に、大人たちのチームプレーが支えてきた。「私はただのコーディネート役で仲間に恵まれたんです。子どもが一つでも多く体験して、来て良かったと思ってくれれば」。

 ○…小田原生まれ。西湘高校を卒業後に女子短大で憧れだった保母(保育士)資格を取得。江之浦などの保育園で働き、30年ほど前に仙石原に移った。その後、子ども好きが縁となり小中学校の介助員として就職。17年間障がいのある児童や生徒たちを見守ってきた。ある生徒は階段の上り下りがハードルになった。「がんばればできるよ」と励ました後に「自分はできない」と返ってきた事もある。そんな時は「どうすればできるのか考えよう」と寄り添い、一緒に前を向いた。「時にはきつい事も言ってしまったかもしれない。けれど、あきらめずに『できた』時の笑顔は忘れられません」。

 ○…趣味は毎朝の出勤中に聴く、さだまさし。年に1回のライブを「生サダ」と呼び、ささやかな自分へのご褒美にしている。「ライブ中の話術、特にオチが素晴らしい。声を出して笑える機会は少ないですから」と絶賛。もう一つの趣味は小学校の頃からという貝拾い。今でも三浦や真鶴を歩いて磯にしゃがみこむ。自宅周辺は野鳥も多く、庭の巣箱から巣立つまでを見守る日もある。こんな目線がざっこの会を面白くするのかもしれない。おもむろに携帯電話を開くと、そこにはカマキリの卵の画像が。「今年は産み付けられた位置が低いんですよ。積雪は少なめかな」。瞳が少年のようだった。

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