一般会計予算案2・58%増
湯河原町の予算案が5日に発表された。一般会計は前年比2・58%増の87億3300万円、これに特別・企業会計を合わせた総額は190億2千万円。歳入面では固定資産税など町税1億1604万円分のマイナスや、消費税交付金や県支出金のプラスなどを見込む。新規事業は防災や交通安全関連が目立ち、死亡事故のあった交差点工事やJRガード拡幅など幕山の入口付近改良を盛り込んだ。
【新事業案の一部】…南海トラフ地震や首都直下地震、火山噴火などを地域防災計画に反映させる(324万円)、津波浸水予測を含む防災マップ更新など(267万円)、FM放送に緊急放送を割り込ませる放送システム整備(357万円)、現在の消防救急無線を混信しにくく傍受されず、聞き取りやすいものに変える(7951万円)、駅前に陶板レリーフ設置、小中学生が制作に加わる(674万円)、大規模建築物の耐震診断費用の補助(857万円)、昨年死亡事故や重傷事故があった幕山公園通り線(中央4丁目)交差点などの道路改良(2億1100万円)、鍛冶屋ガードを今後5年ほどかけて拡幅するため設計委託(150万円)、3小学校の体育館天井落下防止対策(8282万円)、各小学校に40台ほどのタブレット端末や、中学校にノートPC40台ほどをリースで導入(555万円)、中学校プールや付属棟の解体(1695万円)、後期基本計画の策定(161万円)、町村合併60周年記念事業として幕山でプロジェクションマッピング実施(510万円)、観光アドバイザーを活用した観光戦略構築(350万円)、外国人誘客のためHPリニューアルや外国語パンフ作成など(350万円)。これらを含む予算案は来月3日まで開催中の町議会にかけられている。
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