箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年3月27日
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小田原厚木道路や西湘バイパスから箱根湯本に入るための「小田原箱根道路」が21日に開通を迎えた。
会場では地元の首長や国会議員、地元自治会関係者がクス玉を割り、マーチングバンド箱根21が「箱根八里」を吹き鳴らしながら歩き初めの先頭に立った。
この道路は小田原市風祭から箱根町湯本までの約2・2Km区間で、事業着手から約25年越しの完成。10年前には風祭までの2Kmが開通し、橋をわたって合流する部分だけが未完成だった。これまで箱根観光に向かう車で土日は風祭や入生田が慢性的に渋滞。この新しい道路で車の流れを分け、緩和を図る。開通式で山口昇士箱根町長は「県西活性化に貢献する。緊急時の所要時間も短縮され、安全安心の一助になる」とあいさつ。加藤憲一小田原市長は「圏央道や134号線の4車線化などで観光客は増えている。受け入れ基盤を増やすのは大事な整備」と期待を語った。