箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2015年4月24日号 エリアトップへ

箱根の茂村さん 交流の種まく 元気になれたよ 仙台市民ら雛のメッセージ

文化

掲載号:2015年4月24日号

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 箱根町のさくら館に20日まで、色とりどりのつるし雛が天から降るように展示された。仙台かえりびなの会や、仙台高砂つるし雛結の会などが古い着物を裁断した布を縫って作り上げたもので、その数2千個以上。仙台の雛が箱根に来たきっかけは、箱根町に住む茂村ひとみさん(67)が震災後に仙台市で開いた雛作り講座だった。かえり雛の会の代表を務める松崎翠さん(68)は、震災で仙台市宮城野区の家が全壊。当初は涙を流しながら雛を作っていたという。「作っているうちに雛の可愛さに癒された。誰かに渡すと喜んでもらえた。自分でも役に立てるんだと」。雛づくりに共感する人を中心に、3年前ほど前に同会が誕生した。

 作った桃は東日本大震災で行方不明となっている2590人分。「元気になれた」という感謝と、天災や戦災で苦しむ人々が安らいでほしいという祈り、そして、行方不明者に戻ってきてほしい、という願いが込められている。これまでに「一人一桃運動」を展開し、箱根でも中学生を含む40人ほどが桃作りに参加。今年3月に宮城県で開かれた国連防災世界会議の関連会場にも展示された。茂村さんの暮らす箱根での展示は初めて。仙台には「宮城野区」があり、雛を通じて同じ宮城野同士の交流も目指している。

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