箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年5月29日
エリアトップへ
早雲山からバスに乗る観光客
火山活動の影響で運行を休止している箱根ロープウェイが、箱根フリーパス所持者向けのシャトルバスの（早雲山〜姥子〜桃源台）の運行を始め、登山鉄道からケーブルカー、ロープウェイ、海賊船とつなぐ周遊コースが復活した。フリーパスを持たない人の多くは、これまで通り早雲山から湖尻方面行きの路線バス（伊豆箱根）を利用している。
シャトルバスは計６台で５〜15分間隔で運行。早雲山から姥子、桃源台に向かう便は１日３００人程度が利用するという。早雲山で乗降する客の多くが外国人で、駅員に芦ノ湖への行き方や運賃を訪ねる姿が多い。ポーランドから訪れた男性（74）は「ヘリに乗ってでも大涌谷に行きたかった。（火山活動を）日本のテクノロジーで解決してほしい」と笑顔を見せていた。
