箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月29日
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湯河原温泉に60トン分用意
江戸時代の献湯神輿などにちなんだ「湯かけまつり」が24日に湯河原の温泉場で開かれ、練り歩く5基の神輿が豪快な湯しぶきを浴びた。温泉場の沿道に用意された湯は約60トン分の湯樽。地域住民などが銭湯でおなじみの「ケロリン」桶を手に待ちかまえ、観光会館前では「どっこいどっこい」のかけ声とともに上下左右から神輿に向けて湯が舞った。担ぎ手たちは手ぬぐいや桶で耳を覆っていたが、道を進むにつれ全身入浴状態となり、目は真っ赤に。湯河原芸妓屋組合の女性たちはガッツポーズで担ぎ続け、沿道に手を振って”かけ湯”を求めていた。