箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年6月12日
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神奈川県西各地の梅林がたわわに実り、農家が繁忙期を迎えている。
足柄下郡では湯河原町で10軒ほどの農家が梅を栽培しており、鍛冶屋の常盤一真さん(78)は今月6日頃から収穫を始めた。海を望む高台で世話しているのは50本ほどの南高梅。昨年夏の剪定で枝を整えた苦労が、1年ごしで丸々と実を結んだ。種が小さく果肉は多めで「出来栄えは例年通り」(常盤さん)。梅酒用などとして人気があり、地元のJAかながわ西湘中央農協直売所や真鶴駅前直売所に並ぶという。