箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年6月26日
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箱根町宮城野の(株)勝俣組に、2平方メートルを超える箱根細工の壁画が登場した。
作者は畑宿に工房兼店舗を構える箱根細工職人の清水勇太さん(34)=写真。昨年100周年を迎えた同社の新社屋完成を祝う品として、協力会会長の菊地進さんから製作の依頼を受けた。
30cm四方のパネル56枚からなる大作に使用した樹種は10以上にのぼり、箱根外輪山の風景を寄木で描きあげた。上部に配置された錫(スズ)の部材で土木・建築を担う勝俣組の事業を、右下の山桜材で宮城野の桜並木を表現した。
同社の営業時間内なら、一般の人の見学も可能。