箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年7月24日
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小田原市漁業協同組合の刺網漁業者が栽培漁業を進めようと7月7日、ヒラメの稚魚約4万8千匹を相模湾に放流した=写真。
24年前から行っており稚魚は全長約8cm、生後3カ月ほどのもの。国府津〜江之浦沖の水深約15mの海上から放たれると、ヒラヒラと舞うように海へ帰っていった。稚魚は約1年半で漁獲できる35cmほどに成長する。
県内の25%を占める市のヒラメ漁獲量。その約20%は放流されたヒラメだ。刺網部会の鈴木喜一部会長は「ここ3、4年豊漁。大きくなって帰ってこいよ」と日焼けした顔に満面の笑みを浮かべた。ヒラメの漁獲シーズンは1月から4月。