箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年9月11日
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8月下旬に到来した台風16号の影響が今も湯河原の吉浜海岸に残っている。
海岸沿いには海の家が軒を連ねていたが大波は擁壁まで押し寄せ、一部店舗は冷蔵庫や椅子などが流されるなどして、店じまいを余儀なくされた。真鶴ブルーラインの下には今も砂や石が1mほど積もったまま。後片付けに汗を流していた関係者の一人は「30年以上やっているが、こんなに積もったのは初めて」と語った。今月に入っても撤収作業が続くが、大量の砂に埋もれた鉄パイプは抜くのも困難。別の店舗関係者は「この砂は自然に元には戻らない。重機を使ってもどれ位の費用がかかるか」と眉間にしわをよせていた。