箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年10月9日
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湯河原中出身の落合恵菜さん(小田原高1年)が3日に小田原で開かれた西相地区高校演劇発表会の舞台に立った。小田高は昨年の県大会出場校で観客の期待値は高い。上演された「のぞく・はいる・ほる」(古谷泰三作)は、震災をテーマに、心の傷を秘めながら生きる若者を描いた物語。落合さんは1年生ながら、明るい表情と表に出さない心の内を、45分の会話劇の随所に織り込んでみせた。幕が下りた後は「冷静に演技できた。もっと技術を学びたい」と語った。