箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年11月6日
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箱根駒ヶ岳の山頂で24日に「御神火祭」が行われ、やぐら状に積まれた杉の葉を炎が包み、舞いあがった。 会場にはご神体の神山を望むように祭壇が設置され、箱根神社の神職たちが儀式を行った。炎は天の岩戸が開いて光が差し、世の中がより良く変わった神話のエピソードを象徴しており、ロープウェーで山を下った後に町内各地の神社に移された。神山の脇には大涌谷がある。箱根神社によると、火山活動が鎮まるよう毎日祈願し続けているという。参列者を前に小澤修二宮司は「温泉も火山の恩恵によるもの。自然の恩恵は当たり前だと思いがちだが、恵みに感謝して、生活を見つめなおすきっかけにしてほしい」と語った。