箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年12月4日
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箱根町の温泉幼稚園で夜間の避難訓練が行われ、大平台や宮ノ下、小涌谷など温泉街に暮らす住民60人がリュックサックなどを背に体育館に集まった。
災害発生は昼夜を問わないため、町ではこうした夜間訓練を年1回各地域で実施している。会場では町職員が発電機の動かし方やポータブルトイレなどの備蓄品を紹介。「避難先では水が使えない。皿代わりに使うラップやビニール、身体を拭くウエットティッシュが重宝したらしい」と備蓄のコツを語っていた。体育館には避難時に使う間仕切りや毛布などが展示され、参加者は手足をさすりなら見入っていた。