箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年12月18日
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板橋の秋葉山量覚院で12月6日に火難除けの火防祭(ひぶせまつり)が行われ、山本倶徳山主(56)が暗闇に炎の梵字を書いた。400年以上受け継がれる「火生祓い」の儀式で、全国から集まった修験者が、真言(=仏教に関する呪文)を唱えながら見守った。合わせて13の梵字は仏などを表し、会場に曼荼羅を成す意味もある。30年以上松明をふるう山本山主によると「心頭滅却して、熱さは感じません。火傷をした事もない」。会場では大量の護摩木も焼き、参拝者が落ち着いた炎の上を無病息災を祈りながら渡り歩いていた。