箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年3月25日
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陸自の第一高射特科大隊が、16日に湯河原と真鶴の約7Kmを行進した。同隊は災害時が起こった場合に2町の支援を担当する部隊で、普段は御殿場の駒門駐屯地に所属している。訓練は災害時を想定しながら危険個所や通信機能などを確かめるために行われ、ケープ真鶴や奥湯河原から旧湯河原中の敷地を目指した。 真鶴では迷彩服の隊員12人が粛々と行進。商店街に差し掛かると「かっこいい」と声をかける人やカメラを向ける人の姿もあった。隊列を先導した溝部満二等陸尉(39)は震災の時に宮城県で捜索や遺体搬送などを経験。「津波が来たらどこが危険なのか確認しながら歩きたい」と話していた。