箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年3月25日
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旧湯中にある地域作業所「たんぽぽ」の隣に新しい平屋の建物が完成した。
たんぽぽはNPOで、建物内で障がい者が生活介護を受けたり、就労訓練に参加して自立を目指している。これまで定員は35人だったが、利用希望が多く、受け入れ体制を広げる必要が出てきたという。その後県や国から3千万円ほどの補助金交付が決まり、昨年秋に増築にこぎつけた。現在の広さはこれまでの1・5倍、定員は50人に。新しい作業室では雑巾づくりや企業の商品の袋詰めなどが始まっている。鈴木雅之所長は「ここに通うことで生活リズムが生まれた人もいる。受け入れ充実だけでなく、就職して巣立つ人も増やしたい」と意気込みを語っていた。