箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年3月25日
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仙石原・台ケ岳の麓で23日に山焼きが行われ、波のような炎がススキを飲み込み、一面真っ黒に変えた。
草原の景観維持のため毎年行われており、27回目の今回は地元の消防や自治会関係者など198人が参加した。山側の草原の縁から点火したものの、降雨から2日後ということもあり、草原はくすぶり続けた。見守る人々も「のろしだな」と腕を組んだが、突如炎は勢いを増し「バチバチ」という音が「ザーッ」という音に変わった。山側が焼きあがったのは点火から1時間半後だった。
土の下に眠る草木の種や根などは焼かれずに残っており、4月から連休にかけて芽吹き、再びカーペットのような新緑に変わる。