箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年4月22日
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仏陀の誕生日の法要「灌仏会(かんぶつえ)」が8日に箱根湯本の早雲寺などで行われ、千代田紹禎住職(67)の読経とともに参拝者が小さな「誕生仏」に甘茶を注いだ。
灌仏会は花祭りとも呼ばれ、仏陀が誕生した時に竜王が香水(こうずい)を注いだという伝説にちなんでいる。同寺では甘草と甘茶を煮出してブレンドしたもので仏像の桶を見たし、茶碗にも入れて振る舞った。参拝者たちは少しずつ茶碗を傾けながら舌を包むような甘さを堪能していた。