箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年5月13日
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被災地でのボランティア活動を続ける梅原雄蔵さん(68)が、14日(土)にJAかながわ西湘湯河原支店前で石巻市のヒマワリを配る。「震災を忘れないでほしい」という思いで始めた活動も今年で4回目。苗は来場者に手渡すだけでなく、小中学校にも贈っている。
梅原さんは今年も1月と2月、4月に南三陸町を訪れ、ワカメの加工補助など現地の生活支援に携わった。沿岸地域では今でも仮設住宅に暮らす人が多く、津波対策のかさ上げ工事で以前の漁村風景はなくなった。真鶴〜小田原間の海岸沿いでコンクリートの壁を作っているが、それが延々と続いているような光景に変わり、海が見えなくなりつつあるという。「東北に行くと『忘れないで』という思いが伝わってくる。もちろん熊本の被災地の事も気がかり。少しでも復興を手伝えれば」と梅原さん。
配布は午前10時〜午後3時、2〜5本入りの苗100人分(先着順)を無料配布。会場には梅原さんが撮りためた未公開の写真も展示する。【携帯電話】090・4133・2929