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ホテルを拠点にEV普及目指す 箱根 最短15分のシェア、今年も

社会

公開:2016年6月10日

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 町内の複数のホテルを拠点にしたEVシェア事業が7月頃から始まる。EV利用を拡大することで二酸化炭素を減らし「環境先進観光地」実現を目指す県の取り組みで、昨年9月〜今年2月に続き2回目。

 前回は日産「リーフ」5台を宮ノ下富士屋ホテル、小涌園、天成園、吉池旅館の4か所に置き、ホテル従業員と観光客向けに15分300円、6時間5000円などのコースで貸し出した。期間中はのべ181回貸し出され、観光客が宿泊先から土産の買い足しに出かける際に使ったり、友人の送迎に使うケースもあったという。長時間レンタルでは芦ノ湖周遊が目立った。今年はリーフに加えワンボックスの日産「ENV200」も投入し、ファミリー層の利用を目指す。

 県はこれまで「箱根をEVのショーケースに」と銘打って試験導入に取り組んできた経緯がある。EVレンタカーを日帰り8400円で貸出し(2011年)、湯本駅周辺でのEV観光タクシー(2011年)、EVバイクを1時間千円で貸し出す(2010年)などがあり、それぞれデータを集めた。EVシェアについて平成30年度の「自立的展開」を目指しており、県担当課は「結果を出して普及させたい」と意気込む。

 町内の充電拠点は増えつつあり、現在はホテルなどに26台の普通充電器がある。さらに急速充電器が本庁舎(湯本)とレイクアリーナ(元箱根)、さらに天成園(湯本)にあり、今月1日には道の駅(箱根)にも設置されている。

1日に新たな充電拠点も誕生(箱根地区の道の駅箱根峠)
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