箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月10日
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「静かな環境がいい。集中できる」――真鶴町に28日と29日、若手の音楽クリエイターなど130人が集まり、曲作りなどに励んだ。
昨年9月に続いて2回目となる「クリエイターズキャンプin真鶴」で、初対面同士の参加者が14のチームを結成、約30時間かけてオリジナル曲をつむいだ。
コミュニティ真鶴ではキーボードやギターなどを囲んだ若者がお互いの得意分野を重ねるようにテンポやメロディを試していた。栃木から来た篠崎加菜さん(30)は「町の人が温かく迎えてくれるのが嬉しい。のんびり、ゆっくり曲作りができそう」。完成後は音楽制作会社の関係者を招いての試聴会も開かれ、今後”真鶴産”の曲が採用される可能性もあるという。
別のグループではまったく新しい概念の楽器を考える「楽器ソン」のメンバーがテーブルを囲み、真鶴の小松石や神輿、体の動きなどを使って演奏するアイデアを練った。