箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年7月8日
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JAかながわ西湘(沼田照義代表理事組合長、小田原市鴨宮)の第10期通常総代会が6月23日、小田原市民会館で開かれ、沼田組合長が「原点に帰り協同の理念と農業所得の増大を実践すべく職員一丸となり取り組みたい」と決意を述べた。
県西2市8町の組合員ら約450人が出席した総代会では、2016年度からの3カ年計画や16年度事業計画案、役員選任案など8議案が審議、承認された。
冒頭のあいさつで沼田組合長は「平成27年度は農協法の改正を受け自己改革を進めるための土台作りに着手した。営農事業では朝ドレ成田店の拡張工事、ハルネ店の充実に務めた結果、10億2600万円の売上が計上できた」などと成果を報告した。
総代会ではさらに、今年4月の改正農協法施行を受けて「JA営農・経済改革の実践と都市農業振興に向けた特別決議」も採択した。
「JAかながわ西湘」は2006年9月に「JAおだわら」と「JAあしがら」が合併して設立された。2市8町の管内には個人、法人、団体あわせて3万2349の正準組合員がいる。
合併から丸10年にあたる今年9月には10周年を記念したイベントなども計画している。