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夏至と言えばザリガニ コミュニティ真鶴のイベントに登場

文化

公開:2016年7月8日

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香草と一緒にボイルするのがフィンランド流
香草と一緒にボイルするのがフィンランド流

 コミュニティ真鶴の小さな庭で、真っ赤に茹であがったのはロブスターならぬアメリカザリガニ。先月25日に初開催された音楽イベント「夏至祭(ユハンヌス)」の一幕だ。

 イベントを主催したのは、カメラマンの河野卓さん(49)。15年ほど前、航空会社の写真撮影の仕事でフィンランドに滞在した時、6月の風物詩・夏至祭に出会った。「この時期は夜が短くて、午前2時頃には日が昇る。街の店も閉まり、家族でお酒や茹でザリガニを味わうんですよ」。イベントは当初ライブだけの構想だったが、フィンランド文化を取り入れて、膨らんだ。

ボサノバの音色で煮込む

 そして鮮魚店を通じて取り寄せたのは食用ザリガニ100匹。イベント前に発砲スチロールの蓋を開けると、一部が共食いしている。「意外と値段が高いんですよ」河野さんは貴重な食材が減らないうちに砂糖や塩、香草と一緒にザリガニを投入した。出演バンド「ホンキーノンキーズ」のボサノバに合わせて、コトコト茹でること数分。湯気あがるザリガニを割り、ミソと一緒に口に入れてみる。生臭さはなく、海老より濃厚な旨味が口に広がった。

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