箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年7月22日
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真鶴町岩が17日、兒子神社の例大祭で賑わった。
太い柱に花や蝶、竹などの飾りをつけた「花山車」が町内を巡り、カンカンカンという拍子木に合わせ、保存会の若者が交代で力比べのように回した。
その後は岩集会所前で神輿と対峙し、ぶつかり合いに。例年「けが人が出てもおかしくない」とも言われ、周りには息をのんで見守る地元民のほか外国人観光客の姿も。男たちは赤い顔で「命知らずはついてこい」など啖呵を切り、双方が覆いかぶさるように衝突。プライドが一塊になった押し合いになり、「引けったら引け」などの悲鳴や拍手が沸いた。神輿と花山車は岩海岸に場所を移して再度ぶつかり、神輿は砂浜を駆けて夜の海に突き進んだ。