箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年8月26日
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頼朝の家臣・土肥実平ゆかりの城願寺(湯河原町)で21日に鎌倉武士の武芸鍛錬をほうふつとさせる試射が行われた。土肥会による開運出陣祭の一環で、湯河原弓友会メンバーなどが順に白木の弓を引いた。矢は先が丸い矢で、約18m先の的を「バシン」と打ち倒すたびに来場者から拍手が起こった。
土肥実平といえば駅前の銅像も弓を握っている。会長の地引良利さん(57)は「実平公くらいの人であれば数か所の藤を巻いた相位弓(そういきゅう)などを使ったのではないか」と話していた。