箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年11月4日
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湯河原町吉浜・村上鈑金隣の畑で先月25日、町立幼・保育園児160人の歓声が響いた。40年以上前から続くさつまいも掘りで、親子二代で参加する人もいる。今年も5月に苗を植え、湯河原農業者倶楽部(内藤悟部長)のメンバーが耕して畝を作り、保護者も草刈りなどの世話を続けていた。
「手伝って」「この下にありそう」「頭が見えてきたよ」――収穫したのは甘くておいしい定番品種の「紅あずま」。園児たちは土から顔を出す虫たちに驚きつつ、蔓と格闘してずっしりとした芋を引き当てた。この日獲れた合計800kgは各園での調理用や各家庭用に配られた。余ったツルを乾かしてクリスマスリースにする園もあるという。