箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年11月4日
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小田急が2年半後にデビューさせる新型ロマンスカーの概要を明らかにした。展望席つきで、初代流線型ロマンスカーのバーミリオンオレンジを基調にした色をまとう。40億円をかけて2編成を新造する。
デザイン設計は白いロマンスカー「VSE」や箱根登山鉄道「アレグラ号」などを手掛けた岡部憲明アーキテクチャーネットワークが担当。窓はVSEよりも縦に30cmほど拡大し、海側の席からも富士山(秦野〜渋沢間等)が眺めやすくなる。また増加傾向にある外国人観光客に対応するため、各車両にスーツケース置き場(3個分)を設け、座席の下には国内線飛行機の持込みサイズと同様の手荷物スペースを確保する。名前は従来通り「〜SE」になる見込み。
EXEもリニューアル
新造車に先駆けて来春にはEXE(エクセ)のリニューアル車両「EXEα」の運行が始まる。内装は木目調になり、こちらも外国人客対応のため荷物収納スペースを確保するという。