箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年1月13日
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クリエイターさんいらっしゃい3Dプリンタなど設備も導入
真鶴町の観光振興施設「里海BASE」に先月1日、モノづくりの拠点を目指した「真鶴テックラボ」がオープンした。CADデータなどで立体を形作る3Dプリンタや、アクリルや木材などを切るレーザーカッターなどの機材を取り揃え、町観光協会が利用窓口になる。創作を通じた交流を広げ、起業など町内活性化につなげるのがねらい。
真鶴ではこれまで情報センターなどを会場に、起業アイデアを競う合宿や音楽製作イベント、ワークショップも開かれており、町外からの若者で賑わった経緯がある。観光協会ではさらにクリエイターを呼び込み交流を図るため、里海BASEの2階を活用、町助成金を活用して県西では珍しい加工機械を導入した。協会職員の柴山高幸さん(35)は「町を見物に来る人たちだけが観光客ではなく、町に何かを作りに来る人も同じ。この町内には元エンジニアだった人もいるはず。口コミで広まって賑わいにつながれば」と話す。設備の利用料金などは今後詳しく決める予定。
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