箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年2月10日
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補助金活用し苗購入
真鶴町岩で農園を経営する松本茂さん(69)がアボカドの試験栽培を始めた。町の助成を活用して苗木10本を購入、元々ミカン畑だった場所に支柱を立てて植えた。ハウスなどは使わず、普通の露地栽培で、現在の高さは60cmほど。松本さんは23歳で渡米し、カリフォルニアでの農業実習でアボカドの世話をしていた経験もあり、地元での栽培を決めたという。「カリフォルニアは真鶴より気温が低くなる環境だったが、果実が獲れた。真鶴でも育つ事が分かれば、もっと沢山の人が栽培を楽しめるのでは」。3年後に高さ2mほどに育て、5年後の収穫を目指すという。町では1年前から町の新名産品育成のためオリーブなどの苗の購入助成を行っており、松本さんを含む3人が活用している。