箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年3月10日
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箱根町が4月から大涌谷園地で放映する避難施設案内が、このほど完成した。
約9分間で、中国語の簡体と繁体字、韓国語、英語、日本語の計5カ国語バージョンがあり、「黒たまご館」や「ゆ〜らんど」など避難場所になる施設を代わるがわる案内する。ガス濃度が上がったり、万が一噴火があった場合は放送を流し、従業員などが施設内に誘導、その後様子をみながら園地外に避難させる手順になっている。現在は観光客に火山ガスのリスクを説明するチラシを配っているが、今後は避難場所についても事前周知を図る。
町によると昨年7月の園地再開後、ガス濃度上昇による注意の呼びかけ放送は43日あった。避難に至ったケースはないという。