箱根・湯河原・真鶴版
掲載号:2017年3月24日号
小田原城北工業高校デザイン科1年生の4人が、福島県南相馬市小高区のJR小高駅に設置する顔出しパネルを完成させた。長島菜津さん(湯河原町鍛冶屋)と村山ひかるさん(土肥)が作業に加わった。
昨年7月、東日本大震災による原発事故からの避難指示が解除された同区では、4月から小・中・高校が授業を再開する事になり、生徒が通学で小高駅を利用する見込み。これを知った同校非常勤講師の北村千波さんが呼びかけ、パネルを製作することになった。北村さんは震災後5年にわたり被災地を訪れている。パネルに描かれたのは同地の伝統行事「相馬野馬追」の図柄で、武者の顔に穴を作り「おかえり」の4文字も。完成後、18日に北村さんの手で駅構内に飾られた。
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