箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月7日
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真鶴港沖で県が10年ほど前から工事を続けてきた沖防波堤が完成した。
真鶴港では漁船や観光船などが出入りしているが、平成9年の台風で高波がヨットを県道に押し出すなどの被害が発生した。港を静穏化するため、県が約60億円をかけて整備していた。
工事では横須賀からケーソンと呼ばれる枠部品を海上に浮かべて真鶴まで運び、中に砂を入れるなどして沈下させた。港内側と外側との海水を循環しやすくするため、パイプで裏表が貫通している。港側から見える上部表面には地元産の小松石を張り付けてある。