箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月7日
エリアトップへ
湯河原町が今年度、温泉泥(ファンゴ)を使った施術の施設を、町営の日帰り温泉「こごめの湯」内に設ける方針を明らかにした。
未病を改善する取り組みの一環として、昨年商工会が中心となって試験的に開催した「温養道2泊3日の現代版湯治プラン」の一部。昨年度までは一部旅館がファンゴ施術をしていたが、取り組みを町営施設が引き継ぐ形になる。
「腸美人つくる」新コンセプトに
この現代版湯治プランでは40代の女性参加者24人に、ツアー前後で検便を実施。高知大学が分析したところ、ツアー後の腸内細菌バランスが「有意な変化を示した」事が分かったという。今年はこの結果をもとに「県西地域は、腸美人を作る未病の情報発信基地」をテーマとし「各市町で商業ベースの現代版湯治ツアー実施」を目指してゆく。