箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月7日
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小田原市は3月27日、小田原ラスカとなりの広域交流施設ゾーン整備の基本協定を万葉倶楽部株式会社(市内栄町)と締結した。来年1月末までに施設の計画や設計、2019年度中頃の完成を目指す。
締結式で加藤市長は、市が用地を購入してから4半世紀を越えて取り組む事業に対し、「駅前の1等地で2市8町の玄関口となる場所。2019年から20年にかけ、インバウンド(訪日外国人旅行者)も含めて観光的に発展するタイミングでの事業」と話し、高橋会長は「テナントは地元の方を中心に、魅力ある再開発にしていきたい」と話した。『宿場町のこころを、いまに再現する』をコンセプトにした新施設には、ホテルや店舗、図書館、子育て支援機能などを予定。宿場町のにぎわいを演出する広場を設け、和風の演出などで観光客や地域住民の来訪を目指す。