箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年8月4日
エリアトップへ
堂々とした身振りで筒を持ち歩く
湯河原温泉の泉公園で29日に手筒花火の火の粉が雨のように降り注いだ。遠州手筒花火は竹にゴザなどを巻き、黒色火薬を詰めたもので、ルーツは江戸時代にさかのぼる。会場に響き渡る法螺貝や太鼓に合わせ、湖西市の手筒花火保存会員らが約１００本に次々と点火、シューと音を立てながら火を噴く筒を抱え、笑顔でポーズをとっていた。周囲を埋めた観客からは「ありゃ熱かんべえ」「笑ってるぞ」と声が出ていた。
