箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年9月8日
エリアトップへ
小田原のダイナシティに入居する西武小田原店が8月25日、来年2月末で撤退することを発表した。商業施設を運営する(株)ダイナシティは、ウエストモールの3割ほどを占める西武の売場に新テナントを誘致し、営業を継続していく。
西武小田原店は、2000年にロビンソン百貨店としてウエスト内に開店し、04年2月期には売上162億円を記録。09年には(株)そごう・西武に統合し、13年に屋号を西武小田原店に変更した。昨年3月には、売場面積を半分以下に縮小し再生を図ったが、「営業不振に歯止めがかからなかった」と説明。今年2月期の売上は74億円まで減少していた。(株)ダイナシティの大嶌啓介社長は「地方百貨店の厳しさは以前より強く感じていた。営業を続けながらなるべく早い時期に区画を埋めて、オープンさせていきたい」と話した。イトーヨーカドーが入るイーストモールやTOHOシネマズなどは変わらない。