箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年11月3日
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箱根で噴火警戒レベル4・5を想定した初の訓練が24日に行われた。対象エリアは保養所や旅館関係の住人が多い湖尻周辺。観光客に扮したロープウェイ職員も含む56人が2次避難場所の芦ノ湖キャンプ村前に集合し、名簿作成やバス移動などを体験した。
これまでの大涌谷での活動では入山規制のレベル3まで引き上げられたが、レベル4以上の避難準備が発令された事はない。4では想定火口から2・1Kmの範囲が警戒範囲となる。今回はマイクロバスが用意されたが、万が一の際は路線バス車両を使い第3次避難場所へと動く事になりそうだ。
仙石原文化センター前では、噴石が降る状況を想定し、特殊車両で乗り付けた陸自隊員が建物内を捜索。発見した人を大急ぎで搬送する様子を住民が見守った。温泉荘自治会の柳原元男会長(74)は「バスに乗っての移動は初めて。日ごろ地域で訓練しているのでスムーズだった。起こってはいけない状況だが、備えは必要」と振り返っていた。
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