箱根・湯河原・真鶴版
公開：2018年5月25日
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手作りラベルを付けて出品した
湯河原町鍛冶屋の榎本香咲花さん（75）が、３月中旬に英国で開催された「ワールド・オリジナル・マーマレード・アワード」のファーストタイマーズ部門で銀賞を獲った。世界30か国から２７００個以上のマーマレードが寄せられ、16人の審査員が味や見た目などを吟味する品評会で、榎本さんはオリジナルのラベルを貼った３個を国際郵便で出品していた。
榎本さんは20年以上前からマーマレードを作っていたが、８年前に伯母が作ったマーマレードの美味しさに感動して本腰を入れ始めた。今年になり英国在住歴のある姪からコンテストについて教えられ、初挑戦することに。材料はこの春収穫した湯河原産の甘夏を用意。実を房や皮などに切り分け、皮の苦味を程よく和らげながら、じっくり煮込んだ。
銀賞に輝いたものの「金賞が獲れなくて悔しい」と榎本さん。マーマレードは非売品で、友人に分けているという。
