箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年6月8日
エリアトップへ
「忘れないで」の思いを込めたヒマワリの苗200個を、5月26日に梅原雄蔵さん(70・湯河原町在住)が町民に配った。梅原さんは東日本大震災発生後から定期的に東北に足を運び、石巻市から種を持ち帰った。毎年この時期に配るのが恒例で「きれいに咲いた、という声を聞くのが嬉しい」と続けている。JAの湯河原支店の壁には震災直後から現在まで撮りためた風景を展示。見入っていた女性は「阪神淡路大震災を経験したが、あの時から価値観が変わった」とつぶやいた。梅原さんは「地震は湯河原でも起こりうる事を、花を見て感じてほしい」と話している。