箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2018年6月8日号
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「箱根八里」が日本遺産に 街道テーマに2市2町連携

社会

構成文化財の旧街道石畳
構成文化財の旧街道石畳
 小田原市から静岡県三島市に至る旧東海道「箱根八里」が5月24日、文化庁から日本遺産として認定された。神奈川県内では伊勢原市の大山詣りなどに次いで4例目。

 日本遺産は文化庁が2015年度に創設した制度。文化財の保護を担保する世界遺産に対し、日本遺産は地域に点在する遺産をパッケージ化して、ひとつのストーリーとして発信することを目的としている。

 申請は箱根八里が通る小田原市・箱根町・静岡県函南町が三島市の呼びかけに応じ、2市2町で構成する箱根八里街道観光推進協議会が行った。

 認定された箱根八里のタイトルは、「旅人たちの足跡残る悠久の石畳道―箱根八里で辿る遥かな江戸の旅路」。市内の小田原城跡・かまぼこ通り・ういろう、箱根町の畑宿の集落や甘酒茶屋、三島市と函南町にまたがる山中城跡などを「構成文化財」とし、江戸時代の大幹線だった往時の面影を随所に残す箱根八里を外部へアピールし、地域活性化につなげたい構えだ。

 認定を受けて加藤憲一小田原市長は「城下町や宿場町としての多様な歴史・文化、魅力を発信する契機。一人でも多くの方に箱根八里を楽しんでもらえるよう、三島・函南・箱根と手を携え取り組んでいく」とコメント。

 構成文化財の畑宿の集落で働く寄木職人・金指勝悦さん(78)は以前から店の壁に箱根八里の図を掲げてPRしてきた。「認定はありがたい事。世界に比べて知名度は低いが、積極的に活用したい」と語った。

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