箱根・湯河原・真鶴版
公開：2018年6月8日
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圏央道での試験設置例
箱根や湯河原方面と厚木を結ぶ「小田厚」の風祭トンネル（８１０ｍ）の上り線と二宮トンネルの下り線（４５０ｍ）に、走る車に向けた放送システムが導入された。
現在荻窪ＩＣと小田原東ＩＣの間ではリニューアル工事が行われており、渋滞による事故を防ぐのがねらい。７月末までの工事期間中、50ｍ間隔で付けた４台のスピーカーで「この先渋滞走行注意」「この先工事走行注意」の音声を流す。
この新技術は同社のグループ会社と学識者が共同開発したもの。通常聞き手が動きながら音声を聞くと音が変化して聞こえてしまうが、時間差をつけて放送することで聞きやすくなるという。
中日本高速道路（株）では昨年管轄内で40件の死亡事故が発生し、うち７件が渋滞末尾車両への追突事故だったという。
荻窪ＩＣ〜小田原東ＩＣ間で工事中＝中日本高速道路（株）提供
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